┠ 青森のお魚

ウニ

【ウニ】

漢字表記 海胆・海栗
棘皮動物門・ウニ網

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●青森県のウニ

青森県で主に漁獲されるのは、ムラサキウニとバフンウニです。
中でもムラサキウニは繊細な味わいで、国内でも人気です。

むつ市・佐井村・大間町・風間浦村・東通村・六ヶ所村・八戸市・階上町などで漁獲されます。

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●ウニのあれこれ

深海の海底から磯に至る世界中の海に生息し、約870種が確認されていて、日本近海では160種が知られています。
中には毒を持つようなウニもあります。

漢字表記に「海胆・海栗」とありますが、よく見かける「雲丹」は加工したウニに使う漢字表記です。

日本は世界で1番ウニを消費している国で、日本人ほどウニが好きな人種はいないと言われています。

私たちが食べているのは、ウニの生殖巣です。
ウニは雌雄異体なので、メスの場合はメスの卵巣を、オスの場合はオスの精巣を食べていることになります。
しかし、オスメスの判断は顕微鏡を使わないとわかりません。

種類や育つ地域によって色が異なり、

・エゾバフンウニ
北海道で主に漁れるもので、鮮やかなオレンジ色・濃厚な味わいが特徴。

・ムラサキウニ
日本海三陸で漁れるもので、淡い黄色・上品な甘みが人気。

など、青森近海で漁れるウニにも違いがあります。

チリで漁れるウニは、チリ北部のレモンイエローのもの・南に下がるほどオレンジ味が入ってくるという特徴があります。

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●ウニの形態

ウニは棘皮動物に属する、ヒトデやなまこの仲間です。
石灰質の骨板がピタリとくっつきあって造られた球状の固い殻を持ち、内部は体液で満たされています。
そしてその中に消化管と生殖巣があります。

口は、殻が海底に接する面にあり、肛門はその反対側の背面にあります。長短さまざまび棘を持ち、その間にある吸盤状の管足(かんそく)を使って動きます。

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●ウニの栄養素

ウニといえばオレンジ色ですが、あのオレンジ色はエキノネンという色素の色で、ビタミンAと同じ働きをする特徴があります。

他にもウニは、ビタミンB1やB2、EPAや鉄分、カルシウムといった栄養素が豊富に含まれています。

しかし、プリン体が100gあたり137mg含まれているため、過剰摂取には注意が必要です。

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●漁法

篭の仕掛けでウニを獲るウニ篭漁
ホコでウニを突くウニ突き漁 があります。

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●ウニの旬

産卵期前の春から初夏にかけて旬を迎えます。

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●おすすめの食べ方

ウニといえば、1番は生食ですね!
新鮮なウニはお寿司やうに丼などでいただくのが美味しいです。

また、ウニはクリームとの相性が良いので、クリームパスタなどにもよく使われます。

マヨネーズとの相性も良いのでウニマヨネーズにしてもお料理の幅が広がりますよ♪

青森県では、ウニと鮑の潮汁「いちご煮」という郷土料理もあります。

いくらとの組み合わせも多く、ウニといくらでパスタにしたり、丼にしたりとよく見かける組み合わせですね。

大和解消のブログで、ウニのクリームパスタのレシピを紹介しています☆こちらからどうぞ(*´꒳`*)
https://daiwakaisho.com/unipasta/

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春になり、ウニが旬を迎えます。
生で、色々なお料理に、ウニの旬を楽しんでみてください♪

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大和海商のあるむつ市は、津軽海峡・太平洋・陸奥湾の3つの海に囲まれた海産物の宝庫です。

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ぜひ、ご家庭でも青森の「旬」をお楽しみ下さい♪

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