こんにちは、いくらんです◉
早いもので、今年も残すところあと1週間となりました^ ^
年末年始といえばいろいろな青森の海産物の出番ですが、2024年は気候変動による影響を大きく受けた1年でした。
ホタテのへい死
青森といえば、ホタテ!というほど、青森県はホタテ産業が盛んです。
しかし、昨年ごろから「気候変動」の影響で海水温が上昇し、ホタテの稚貝が死んでしまうということが起こりました。
2024年はその影響でホタテがとても貴重になってしまった1年でした。
天然ホタテの他に養殖のホタテも盛んですが、そちらも多くの貝が死んでしまいました(;_;)
稚貝や地巻きのホタテもほとんどが死んでしまい、ホタテが思うように確保できない1年でした。
この時期にはいつも、いつもならこのシーズンはホタテで盛り上がっているという時期も今年はとても静かでした。
鮭の不漁
秋から冬にかけては「鮭」も青森では良く見かけるお魚でした。
立派な鮭はご贈答としても喜ばれるため、年末年始にもよく見かけていましたが…
今年は、こちらも不漁でした。
他の地域でも鮭の値段がいつもよりも跳ね上がり、いくらに関しては以前にも増して高価な食べ物になっていましたね。
鮭は今年に限らず、年々減っていっているそうです。
ほたりんのお家でも、シーズンになると鮭を食べていたそうですが、今年は1度も食卓に出せることがなかったとか(>_<)
鮭もそうですが、全国各地で海水温の上昇により、海産物へのダメージが大きかった1年といっても良いかもしれません。
本来とれるはずのお魚がとれず、見かけないはずの他の地域の魚が流れてくるようになったりと、海水温の上昇によりお魚たちも移動している様子が見られました。
青森は本当に豊かな自然に恵まれて、おいしい海産物がたくさんとれる場所です。
今年は、青森を代表するお魚やホタテに変化が見られて、今までのように出会うことが難しい1年でした。
私たちは自然から恵みをいただいているからこそ、海の環境を守り、この素晴らしい資源を後世に残していくことの必要性も問われているのではないでしょうか?
いつもあったものが無い。
あるのが当たり前ではないということに改めて気付かされた1年でしたね。
当たり前では無いからこその恵みを、ありがたく、大切に皆で分け合っていけるような社会・環境になると良いですよね(*´꒳`*)
微力ではありますが、できることをそれぞれが☆
青森のおいしい海のものたちが好きだからこそ、お魚さんたちの住む海も守っていきたいと思うほたりん・いくらんでした(^ ^)
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大和海商は全国の市場に卸をしています。
大和海商のあるむつ市は、津軽海峡・太平洋・陸奥湾の3つの海に囲まれた海産物の宝庫です。
【むつ湾ホタテと大間のマグロ】の他、青森の美味いものを直接食卓へもお届けしています。
ぜひ、ご家庭でも青森の「旬」をお楽しみ下さい♪