こんにちは、いくらんです◉
12月頃からよく注文が入っているお魚をご紹介しています(*´꒳`*)
今週は「つぶ貝」をご紹介します。
青森の「つぶ」
青森で「つぶ」といえば、この「裳裾(もすそ)貝」のことです。
青森ではこの裳裾貝のことを、「おでんつぶ」や「アワビつぶ」「べろつぶ」と呼んでいます。
青森で「つぶ」といえば、一般的なつぶ貝ではなくこちらのおでんつぶのことになります。
貝からはみ出た足が、裾の長い袴(裳裾)に見えることからモスソ貝と名付けられたようです。
身に弾力があって、長時間煮ても硬くならないため、おでんや煮しめなどにぴったりです。
おでんの具になることが多いので、このように串に刺さって売っているのを青森ではよく見かけます。
他の地域でも売っているのかな?
青森に住んでいる方も「これって青森だけ?」とSNSなどに投稿しているのをみたことがあります。
青森では、おでんといえばつぶ!というくらい、おでんに欠かせないものになっています。
青森のつぶ入りおでん
青森のおでんは、青森市内や津軽地方のおでんが「生姜味噌おでん」と呼ばれる甘辛いおでんです。
このおでんの中に、「おでんつぶ」を入れると、出汁が出てとても美味しくなります。
またおでんつぶは煮込んでも硬くならないので、おでんにとても向いています!
酢味噌和えなどでもいただけますが、青森では洗ってそのまま鍋に!
おでんや煮しめの具として親しまれています。
確かに、小さい頃から「つぶ」と言われるとこの裳裾貝のことでした。
当たり前に親しんできたので、関東に来て「つぶ貝」を見た時に「あれ?」と疑問を持ったものです。笑
ちなみに、この貝。
唾液腺に毒性があり、ひとつやふたつ食べているうちは問題ありませんが、たくさん食べる時には唾液腺を取って食べるよう推奨されています。
コリコリとした食感がアワビにも似ていて、お刺身として食べるのもまた楽しみ方のひとつです。
寒い季節になると「おでん」食べたくなりますよね(*´꒳`*)
青森の生姜味噌おでんが恋しくなる季節です☆
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