観光案内(青森県)

下北ジオパーク〜大間崎エリア〜

こんにちは、いくらんです。

今月は「下北ジオパーク」について紹介しています♪

大和海商のあるむつ市は、青森県の下北地方にあります。
下北地方は、海に囲まれた自然豊かなところです。
青森県の中でジオパークに認定されているのは、下北だけになります。

今月はそんな下北地方の魅力に迫っていきます( ´∀`)

下北ジオパーク

下北ジオパークには18の地域があります。
・恐山エリア
・薬研エリア
・ちぢり浜エリア
・風間浦エリア
・大間崎エリア
・津鼻崎エリア
・佐井エリア
・仏ヶ浦エリア
・焼山崎エリア
・脇野沢・鯛島エリア
・野平エリア
・川内エリア
・大湊・芦崎エリア
・猿ヶ森砂丘エリア
・田名部平野エリア
・北部海岸エリア
・尻屋崎エリア
・中野沢エリア

むつ市に1番近いのは、恐山エリアです。
今月は、仏ヶ浦エリアを紹介したいと思います。

本州最北端・マグロと漁師の町「大間崎」

大間崎は、青森県下北半島の最北端の岬です。
大間崎のある「大間町」はマグロの町として全国的に有名です。
日本海と太平洋をむすぶ津軽海峡には、季節ごとに移動する魚が海流にのってやってくるため、これらを餌にマグロが集まります。

質のよい餌を食べて育つ脂がのったマグロは「大間まぐろ」のブランド名で知られており、全国的に高値で取引されています。

また、大間周辺の段丘面上では古くから牧畜が行われており、育てられた牛は大間牛として知られ、「陸まぐろ」とも呼ばれています。

本州最北端とはいっても気温はそこまで差がなく、青森市や八戸市と変わらない気候です。

 

海の豊かさの象徴「海鳥」

海に突き出た地形により風が強く吹きつけ、津軽海峡が荒々しく波うつ大間崎。
厳しい環境のようにも思えますが、魚介類をえさとする海鳥の姿が絶えることはなく、沖合に浮かぶ弁天島には繁殖期になるとたくさんの海鳥が巣を作ります。

2012年には、オオセグロカモメ250組、ウミネコ4800組のつがいが弁天島で繁殖したという研究もあります。
この営みが、大間の海のゆたかさを物語っています。

うみねこの繁殖も、八戸市の海沿いと似たような気候・環境であることが伺えます。

 

ブラキストン線

津軽海峡はたった20kmの幅しかありません。
しかし、この津軽海峡が北海道と本州を隔て、生きものたちの移動や分布域の拡大をはばんできました。

ツキノワグマやニホンザルなどのように、下北半島が分布の北限となっている生物は数多くあります。

この生物分布境界は、提唱した学者の名前から「ブラキストン線」と呼ばれています。

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マグロといえば大間!と知られているほどマグロの産地として名高い大間町。
本州最北端の町としてもよく知られています。

首都圏でも「大間のマグロ」は高値で取引されており、お寿司屋さんなどでも「青森県大間産」の文字をよく見かけます。

本州最北端ということで、北海道に1番近い青森県の地域になりますが、生物分布に差があったり、津軽海峡で育った魚たちには北海道とはまた違った特色があります。

そういった意味でも、青森県の下北地方は豊かな自然や津軽海峡の恵みを受けて、人々の暮らしにたくさんの恩恵を届けている地域と言えるのではないでしょうか(^^)?

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大和海商は全国の市場に卸をしています。
大和海商のあるむつ市は、津軽海峡・太平洋・陸奥湾の3つの海に囲まれた海産物の宝庫です。

【むつ湾ホタテと大間のマグロ】の他、青森の美味いものを直接食卓へもお届けしています。

ぜひ、ご家庭でも青森の「旬」をお楽しみ下さい♪

 大和海商Instagram☆

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