こんにちは、いくらんです◉
お彼岸にも入り、場所によってはかなり涼しく(いや、寒く?)なってきたようです。
今回は大和海商のある「むつ市」の見所をご紹介します。
むつ市は、青森県の1番上の部分(まさかりの部分)を総称した下北半島にある都市です。
(ほたりんの出身むつ市(о´∀`о))
陸奥湾に面しているのでいつもお届けしているホタテやウニなどの海鮮が豊富な地域で、海上自衛隊の大湊基地があることから海軍カレーや海軍コロッケもお土産で有名です。
むつ市の観光スポットで全国的に有名なのが「恐山(おそれざん)」です。
862年、入唐八家(最澄や空海など)の1人である「慈覚大師円仁」が
“東へ向かうこと三十余日、霊山あり。その地に仏道をひろめよ”
とのお告げに従い諸国を行脚。
そして辿り着いて開山したのが、「恐山菩提寺」であると言われています。
恐山は、日本三大霊場のひとつに数えられ、全国から訪れる方がいます。(あと二つは滋賀県の比叡山と和歌山県の高野山です)
例年、7月20日から24日に行われる「恐山大祭」と10月上旬の連休に行われる「恐山秋詣り」にはイタコと呼ばれる巫女が死者の御霊を読んでくれるとあって、多くの人があの世からのメッセージを聞きにきます。
恐山の閉ざされた空間には、三途の川や極楽浄土、地獄谷など死後の世界が広がっています。
火山活動によってできた、地獄の風景と極楽の風景が広がる、あの世に最も近い場所と言われています。
地元では古くから「死ねばお山(恐山)さ行ぐ」と言われており、供養や故人を想い偲ぶ場として参拝客が途絶えることなく訪れています。
極楽浜と呼ばれる「恐山 宇曽利湖」は、火山が噴火してできたカルデラ湖で、真っ白な砂浜に透き通った湖面が、極楽なのか?天国なのか?と思わせるようなうっとりする景色だとも言われています。
(天気によって、その時によって写り方に変化があるのもまた幻想的…)
湖水は強酸性になっているため、生息しているのは適応できる「ウグイ」という魚や、ルリイトトンボという青い美しいトンボが見られるそうですよ( ´∀`)
恐山内には温泉もあります。
参拝者は自由に入浴できるそうで、硫黄泉の温泉です。
青森には硫黄泉がいくつかありますが、匂いはツンとするものの、お肌ツルツルになる温泉です。
地獄谷や極楽浜、死後の世界という言葉を聞くと「どんなところなんだろう?」と思う方もいるかもしれませんが、恐山は、故人を偲び、弔うために足を運ぶ人々の長年の営みが感じられる場所です。
地球の営みが感じられ、多くの人の想いが募った場所だからこそ、みる人によって地獄にも極楽にも見えるとか。
その景色を一度、体験してみてはいかがでしょうか?
実はいくらんも青森出身ですが、恐山はまだ行ったことがありません( ・∇・)小さい頃はなんだかちょっと怖いかも…と思っていたりもしましたが、今こうして改めて恐山を見てみると全く違った視点で見ています。
故人を偲ぶという祈りのエネルギーを感じられる場所だなと感じました^ ^
ほたりんのところに遊びに行きながら、恐山を案内してもらおうかな?と思ういくらんでした☆
〜むつ市周辺のおすすめ〜
・大間のまぐろ(大間町)
どこでもまぐろが食べられます!本州最北端の地です。
小さい時このまぐろと写真を撮った気が…笑
・仏ヶ浦(川内町)
白緑色の奇岩が仏のように群立し、極楽浄土の観があります。
白い岩と海のコントラストが圧巻でした!
・薬研渓流(大畑町)
滝・淵・岩が美しい渓流。新緑・紅葉が見頃です。
薬研温泉も有名ですよ♪
下北周辺には猿に出会えるところがいっぱい。
・尻屋崎(東通村)
本州最北端の岬。灯台と放牧されている「寒立馬」が有名です!
・菜の花畑(横浜町)
国内トップクラスの菜の花作付面積を誇る町。
5月頃には菜の花の開花で黄色一色になります。
青森の上部・下北半島。
下北半島からは、展望台などで天気が良ければ北海道の函館がある半島が見ることもあります!海を挟んで北海道が見えるって、なんだかすごいですよね(о´∀`о)!
↑そういえば、修学旅行で函館に向かうフェリーの中でこんな景色を見ました☆
青森の観光スポットをご案内していますが、青森も広いのでまだまだ見所があります。
今日は観光スポットを中心にご紹介しましたが、今後下北半島のグルメ版もご紹介したいと思います☆
「来(か)さまい、下北!」
(下北にお越しください(*´꒳`*)の意味です)