こんにちは、いくらんです◉
8月になり、あちこちでお祭りや花火大会が開催されるようになりましたね!
青森の8月もお祭りが盛り沢山!
というわけで、8月は青森の祭りをテーマにお届けしたいと思います。
青森の代名詞といえば「ねぶた」ですね!
青森ねぶた祭り
青森ねぶた祭りは、8月の初旬に青森市で行われるお祭りです。
「青森ねぶた祭」の主役、巨大な紙と灯りの造形、人形灯籠が「ねぶた」です。
ねぶたは、青森・弘前などの地方で盛んに行われているお祭りで、全国的に有名なのは「青森ねぶた」と「弘前ねぷた」です。どちらも、重要無形民俗文化財に指定されています。
また、ねぶたを漢字の当て字で書くこともあり、五所川原市では「佞武多」という時を使った「五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぶた)」というお祭りがあります。
お祭りの特徴
1番の特徴は、掛け声と動作です。
青森ねぶたでは、「ラッセラー」の掛け声と共に、「ハネト」と呼ばれる人々がお囃子に合わせて飛び跳ねます。
ハネトには「正装」と呼ばれる衣装があり、ねぶた祭りにハネトとして参加するのにはルールがあります。
- 頭には花笠
- 肩には鮮やかな赤・ピンク等の「タスキ」
- 腰には「シゴキ」とブリキでできた水やお酒を飲む器「ガガシコ」
- 白地を基調とした浴衣
- 着物の裾は膝までたくし上げその下にはピンクや青の「オコシ」をつける
- 足元は「白足袋」に「ゾウリ」。「ゾウリ」は脱げないように「豆しぼり」といわれる藍色の水玉模様の手拭いでゾウリを縛っておくのがコツ
ところで、「ラッセラー」という青森ねぶた特有の掛け声はどこからきているのでしょうか?
調べてみると語源は「出せ」なんだそうです。
灯籠に火を灯す蝋燭を「出せ」、寄付金をねだるお金を「出せ」などいろいろ説はあるようですが、
出せ → らせ・らっせ になっていき、
戦後に調子が変化してからは「ラッセラー」になっていったということです。
全国的に有名なねぶた祭り
青森といえば、りんご!ねぶた!と他県の人でも知っているねぶたは、全国的に有名なお祭りとなっています。
東北三大祭りと言われており、ねぶた祭りの時期には全国から観光客が青森に訪れます。
そして、「ねぶた」を制作している人を「ねぶた師」と言います。
「ねぶた師」は青森市民の誰もが知っており、多くの人から尊敬される存在です。
子どもたちの中には「将来〇〇さんのようなねぶた師になりたい」と思う子もいるくらい憧れの対象です。
親子でねぶた師をされている方もいて、毎年どのねぶた師さんがどんな作品を作ったのか?も話題になります。
海上運航
毎年、ねぶたの最終日には海上運行があります。
ねぶたが海に入っていくんです!
光っているねぶたが海に入っていく姿も、幻想的です。
余談ですが、こちらは青森の有名なお土産代表格。(↓)
「ねぶた漬け」です。
松前漬けと同じ?に見えますが、大根の漬物が入っているところが違うところです。
海の幸と山の幸が一緒になっているのが「ねぶた漬け」のようです。
お土産にも大人気。
「あっつ〜まんまさ、ねぶた漬け(温かいご飯にねぶた漬け)」みたいなキャッチフレーズもあったような。笑
ぜひ、併せてねぶた漬けもチェックしてみてください♪
今日は青森のねぶた祭りを紹介しました!
来週はまた別の地域のお祭りを紹介します。
青森は夏、お祭りにアツイ地域です♪
ぜひ、青森のお祭りをみに、青森へ行ってみてくださいね(*´꒳`*)