┠ 青森のお魚

ホタテ

【ホタテ貝】

漢字表記 帆立貝
二枚貝網 翼形亜網 イタヤガイ科

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●ホタテってどんな貝?

正式名称「ホタテ貝」、二枚貝網 翼形亜網 イタヤガイ科の軟体動物です。
ホタテの産地・青森は全国トップクラスの生産量を誇ります。

中でも下北半島と津軽半島で囲まれた陸奥湾は、周りの山々からミネラルたっぷりの栄養豊富な水が流れ込み、餌となる植物プランクトンが豊富です。
陸奥湾周辺のホタテはそのプランクトンを餌に、自然に近い形で育ちます。
また、北国の海は、冷水性二枚貝であるホタテにとっては好条件で、穏やかな湾の中で1枚1枚丁寧に育てられています。

ホタテの産地で有名な青森ですが、昨年は海水の温度上昇などからホタテの稚貝が大量に「へい死」してしまい、今年の生産量・流通量は例年より少なくなっています。

しかし、青森のホタテは、旨みはもちろん、引き立つような甘み、貝柱の厚さが特徴です。
現在でも青森のホタテはブランド化されていて、高値で取引されています。

今年は、昨年の稚貝のへい死の影響で、一段と貴重なものになりそうです。

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●ホタテの形態

殻径は20センチほどになる大きな二枚貝です。
貝殻はふくらみが強い殻と弱い殻とが合わさっていて、ふくらみが強い方が右殻です。

外隂膜(ヒモ)の周囲には、およそ80個の小さな眼点(眼)があり、明るさを感じることができます。

また、ホタテには「生殖巣」があり、オスやメスの区別があります。

【ホタテのからだはこんなふうになっているよ◉】
PDFになっているので、みてみてください♪
ホタテのしくみ

【ホタテのオスとメス】

三日月状の形の部分が生殖巣です。
左の乳白色の方がオスの精巣で、右のオレンジの方がメスの卵巣です。
こちらの部分も、煮たり焼いたりして食べることができます。

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●漁法

地撒き(じまき)式・垂下(すいか)式

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●ホタテの旬

青森のホタテには二度旬があります。
一度目は産卵が終わった桜の咲く頃からプランクトンを沢山食べて、貝柱がどんどん大きくなる夏(5月~8月)の時期。

二度目は冬(2月~3月)に生殖巣(卵)が発達した時期です。

 

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●おすすめの食べ方

・お刺身

まずはやっぱりお刺身で。
甘くて弾力のある貝柱が最高です!

ホタテのヒモも、新鮮なものはお刺身でいただくと美味しいです。

・ホタテ焼き

BBQなどでは定番の、網焼き。
バター醤油などでいただくのが美味しいです。

・貝焼き味噌

青森では、「貝焼き味噌」という料理が有名です。
ちなみにこの料理は「貝焼き」と書いて『かやき』と言います^ ^
「かやきみそ」や「みそかやき」と呼ばれていて、ホタテの貝殻を鍋代わりに味噌などの調味料で焼いた料理のことです。

・どんな料理にも

ホタテは、ソテー・パスタ・フライなど、どんな料理にも使いやすい食材です。

・ホタテの赤ちゃん「稚貝」

ホタテの赤ちゃんである「稚貝」は、味噌汁にしたり酒蒸しにしたり、貝ごと煮たり蒸したりしていただきます。
味噌汁は貝の出汁がとっても美味しいです。

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・陸奥湾ホタテと津軽海峡ホタテ

ホタテには、陸奥湾ホタテ津軽海峡ホタテがあります。
比較的通年で取り扱っているのが、陸奥湾ホタテ。
海峡ホタテは、夏場だけの季節限定になります。

貝柱の大きさは陸奥湾ホタテよりも海峡ホタテの方が大きくなります。

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今週は「ホタテ貝」をご紹介しました。

旬の海産物を美味しくいただきながら、青森の春夏秋冬を楽しんでみてくださいね(о´∀`о)!

 

大和海商は全国の市場に卸をしています。
大和海商のあるむつ市は、津軽海峡・太平洋・陸奥湾の3つの海に囲まれた海産物の宝庫です。

【むつ湾ホタテと大間のマグロ】の他、青森の美味いものを直接食卓へもお届けしています。

ぜひ、ご家庭でも青森の「旬」をお楽しみ下さい♪

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