観光案内(青森県)

下北ジオパーク〜尻屋崎エリア〜

こんにちは、いくらんです。

今月は「下北ジオパーク」について紹介しています♪

大和海商のあるむつ市は、青森県の下北地方にあります。
下北地方は、海に囲まれた自然豊かなところです。
青森県の中でジオパークに認定されているのは、下北だけになります。

今月はそんな下北地方の魅力に迫っていきます( ´∀`)

下北ジオパーク

下北ジオパークには18の地域があります。
・恐山エリア
・薬研エリア
・ちぢり浜エリア
・風間浦エリア
・大間崎エリア
・津鼻崎エリア
・佐井エリア
・仏ヶ浦エリア
・焼山崎エリア
・脇野沢・鯛島エリア
・野平エリア
・川内エリア
・大湊・芦崎エリア
・猿ヶ森砂丘エリア
・田名部平野エリア
・北部海岸エリア
・尻屋崎エリア
・中野沢エリア

むつ市に1番近いのは、恐山エリアです。
今月は、仏ヶ浦エリアを紹介したいと思います。

寒立馬と下北最古の大地「尻屋崎」

尻屋崎は、青森県下北郡東通村にある下北半島の北東端の岬です。
岬の北側は津軽海峡、東側は太平洋。 潮の変わり目にあたります。
あたり一帯には「寒立馬」という馬が放牧されており、観光の要所になっています。

尻屋崎や、その南の尻労地区には、下北で最も古い時代の大地が広がっています。これは、海底にたまった砂や泥、海底にあった山やその周りの生き物などが、長い時間をかけて運ばれてきた付加体とよばれるもので、サンゴ礁からなる石灰岩や大地の褶曲を見ることができます。

尻屋崎灯台

尻屋崎周辺は遠くまで岩場が広がり、階段状に深くなっていく地形が特徴です。太平洋と津軽海峡がぶつかる複雑な流れもあり、難破岬として船乗りたちに恐れられていました。
海の安全を守るため1876年(明治9年)に建てられた尻屋埼灯台は、高さ32.82mのレンガ造りとしては日本一高い灯台です。

日本の灯台の父ともよばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンが設計した白亜の灯台は、今も海で働く人々を見守っています。

寒立馬

「寒立馬」とは、青森県下北郡東通村尻屋崎周辺に放牧されている厳しい冬にも耐えられるたくましい体格の馬です。

春~秋にかけては、母子連れで戯れる姿や、広大な自然の中で草を食む姿、12月~3月は「アタカ」という越冬放牧地で厳しい冬を耐えるたくましい姿を見ることができます。

寒立馬は日本在来種の南部馬を祖先に持ち、この土地の自然放牧に順応した馬です。
「寒立ち」という言葉は、マタギ(狩人)の間で、カモシカが厳寒のなか、動かず何日もじっとたたずむ姿をそう呼んでいたもので、寒立馬にもそのような姿が見られることがあります。

_______________________
尻屋崎エリアでは、冬の厳しさに耐え忍ぶ寒立馬の様子や、夏は灯台を中心に海沿いの街の雰囲気など、季節によりまた違った表情を見ることができます。

尻屋崎は下北半島の北東端、青森県のまさかり(青森県の形を表す言葉)の1番右上の部分です。

下北半島と一言で言ってもエリアによりいろいろな特色があります。
尻屋崎エリアは、むつ市周辺とはまた少し違った景色が見られます!

寒立馬が冬の寒さの中立っている姿は、凛として美しく、一度見てみる価値があると思います。

雪が多いので冬の青森に訪れる方は少ないかもしれませんが、雪のシーズンにぜひ寒立馬の美しい姿を見てみてはいかがでしょうか?

—————————————————————
大和海商は全国の市場に卸をしています。
大和海商のあるむつ市は、津軽海峡・太平洋・陸奥湾の3つの海に囲まれた海産物の宝庫です。

【むつ湾ホタテと大間のマグロ】の他、青森の美味いものを直接食卓へもお届けしています。

ぜひ、ご家庭でも青森の「旬」をお楽しみ下さい♪

 大和海商Instagram☆

関連記事

最近の記事

  1. 七子八珍

  2. 白なまこ出現⁉︎

  3. 下北ジオパーク〜ちぢり浜エリア〜

  4. 猿ヶ森砂丘エリア

PAGE TOP