こんにちは、いくらんです◉
先週のテーマ「お正月の茶碗蒸し」はたくさんのコメントをいただき、ありがとうございます( ´∀`)
お正月に茶碗蒸しをいただく習慣がない地域もあり、地域性があっていろいろな特徴が見られました!
さて、今週のテーマは「青森の年取り魚」です。
年取り魚というのは、お正月に欠かせない魚の意味で、青森ではあるお魚が正月に欠かせないものとして古くから親しまれています。
その魚は…鱈(たら)です!
鱈は先月のテーマでもご紹介しましたね!
いろいろな食べ方がありますが、今日は青森のお正月に欠かせない魚としての鱈をご紹介します。
青森に冬の訪れを伝える魚・真鱈。
陸奥湾に集まる脂が乗った真鱈は、年取り魚としてお正月の食卓には欠かせない存在です。
かつては、雪道の中を引きずって自宅に大きな真鱈を運んでいたというエピソードが残るように、台所で捌くには大きな魚です。
昭和20年頃までは、鱈のエラに縄を通して雪道を持ち帰るのが風物詩だったようです。
そんな大きな魚ですが、昔のお母さんたちは身や頭、内臓、骨と部位ごとに切り分けて、年越しのために数々の鱈料理を作っていました。
じゃっぱ汁(先月ご紹介しました☆)、たらきく(白子)、子和えなどいろいろな料理がお正月料理として並んでいたようです。
青森県では昔からそのような風習がありますが、みなさんの地域ではどうでしょうか?
青森から少し範囲を広げた東北地方では、「カレイの煮付け」をいただく地域が多いようです。
そういえば、いくらんの家もカレイの煮付けやキンメダイの煮付けがよく並んでいました(*´꒳`*)
ほたりんのお家は津軽地方の習慣が残っていたようで、鱈がお正月の年取り魚だそうです。
日本の年取り魚という点では、
東日本が鮭(さけ)、西日本が鰤(ぶり)
という地域性が大まかにあるようで、長野あたりを境に分かれているようですよ!
地域性が反映することの多い「年取り魚」。
こちらも地域によっていろいろな風習がありそうですね!
ちなみに…
いくらんは鮭も鰤も「お正月にいただく」という習慣は知りませんでした。
東北・青森に住んでいると馴染みがあるのは「鱈」や「カレイ」などの年取り魚なのではないでしょうか(о´∀`о)?
同じ青森県でも、津軽地方と下北地方は似たような風習ですが、南部地方は習慣が岩手や南東北に近いものも多く、その地域の気候や風土にあったものが伝承されているのだなぁと思います。
みなさんの地域・家庭では、「年取り魚」といえばどんな魚でしたか?
ぜひ、教えてください(*´꒳`*)
新しい年を迎えるお正月の料理に欠かせない「年取り魚」。
12月の鱈は、青森では旬の魚というだけでなく、昔から受け継がれている正月料理に欠かせない存在です♪
じゃっぱ汁や子和え、食べたくなりました(*´꒳`*)!
お正月の鱈料理は、あたたかくてほっこりするような記憶と一緒に残っているようです☆