┠ 青森のお魚

ホタテの稚貝

【ホタテの稚貝】

漢字表記 帆立の稚貝
二枚貝網-翼形亜網-イタヤガイ科の軟体動物の一種

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●ホタテの稚貝ってどんな生き物?

ホタテの稚貝とは、みなさんがよく知っているホタテの「赤ちゃん」です。

大和海商のあるむつ市は、陸奥湾・津軽海峡とホタテがよく漁れる漁場です。

陸奥湾ではホタテの養殖も盛んで、陸奥湾ホタテは甘味も強く「100億円産業」と呼ばれる青森を支える産業となっています。

稚貝はホタテを養殖する際に最後まで育成せず、間引きされた小さなホタテを有効活用しています。

稚貝・ベビーホタテ・ホタテと、全て同じホタテ貝ですが育成の期間が違います。

(↑ベビーホタテは、稚貝よりもう少し育成して大きくしたものです)

 

稚貝はベビーホタテよりもさらに小さいもので、主にいただく時には殻ごと調理していただきます。

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●稚貝の形態

ホタテと同じ形状ですが、かなり小さくて殻がついたまま市場に出回ります。

大きさは大体5センチ〜8センチ程度です。
(もっと小さいものもあります)

稚貝はホタテが生後10ヶ月から1年半くらい生育したものと言われています。

2023年は猛暑の影響を受け、ホタテの稚貝の半数以上がへい死するということが起こりました。

そのような状況もあり、ホタテの稚貝は今年は特に貴重なものになりそうです。

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●ホタテの稚貝の旬

夏に生まれた稚貝が1年半を経て間引かれ、冬から春の時期に多く出荷されます。

早くて年明けから、2月頃から多く出回り、3月にかけて増えていきます。
4月頃には少なくなっていきます。

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●おすすめの食べ方

1番簡単にできるお料理は、味噌汁です。

アサリやシジミと同じように、貝をよく洗って味噌汁を作ります。
貝が開いたら完成です。

ホタテの赤ちゃんといっても、貝の出汁はホタテと同じようにありますから味噌汁用の出汁がなくても貝から十分美味しい出汁が出ます。

基本的に小さいので貝から身を取らず、殻のまま調理します。
味噌汁や蒸し料理などに殻ごと使うことが多いです。

酒蒸しやバター蒸しでいただくのもオススメです!

稚貝だけを蒸すのも良いですが、今の時期だと、春キャベツと一緒にバター蒸しにするのも良いですね( ´∀`)

小さい貝ですが、しっかりと出汁が出るので美味しくいただけます。

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今週は、ホタテの稚貝についてご紹介しました。

昨年の猛暑の影響で今年は特に貴重になってしまった稚貝ですが、ホタテ好きの方にはコアなファンがいるほど人気です。
お味噌汁にして出汁ごといただけるので、調理も簡単で良いですね!

むつのホタテは日本一!と言われるほど美味しいホタテです。
大人になったホタテ貝ももちろん美味しいですが、赤ちゃん貝の稚貝にも味わい深い旨味があります♪

貴重な食材ではありますが、旬の時期に出会えた方は稚貝の旨味も楽しんでみてください(*´꒳`*)

 

大和海商は全国の市場に卸をしています。
大和海商のあるむつ市は、津軽海峡・太平洋・陸奥湾の3つの海に囲まれた海産物の宝庫です。

【むつ湾ホタテと大間のマグロ】の他、青森の美味いものを直接食卓へもお届けしています。

ぜひ、ご家庭でも青森の「旬」をお楽しみ下さい♪

 大和海商Instagram☆

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