こんにちは、いくらんです◉
先週までは、青森の「七子八珍」と「堂々九品」をご紹介しました!
今回は、「隠れ十品」をご紹介したいと思います(*´꒳`*)
隠れ十品
隠れ十品とは、地元で大変高い評価を得ている十品をまとめたものです。
・石投(いしなぎ)
2月〜3月も小ぶりですが脂がのって美味しい時期です。
青森では「おうよ」とも呼ばれます。
肝臓は中毒になる場合があるので破棄します。
青森の旬:7月〜8月
・金々(きんきん)
青森の煮魚・焼き魚の王様と言われるほどの高級魚です。
青森では「めんめ」とも呼ばれています。
青森の旬:11月〜翌2月
・鮟鱇(あんこう)
アンコウの肝臓「あん肝」は、冬の期間が美味しくなります。
青森の旬:11月〜翌2月
・鰤(ぶり)
ボラ・スズキ同様、成長につれて名前を変える出世魚です。
呼び名は地域ごとに違いますが、津軽半島の方では、ふくらげ→あお→ぶりと呼ばれます。
青森の旬:11月〜12月
・桜鱒(さくらます)
降海型がほとんどメスでサクラマスと呼ばれ、河川型がほとんどオスでヤマメと呼ばれます。
青森西海岸では、青鱒を桜鱒とも言います。
青森の旬:2月〜3月
・鮪(まぐろ)
大間のマグロは日本一!と言われるほど、青森のマグロは有名です。
10月10日はマグロの日と言われています。
山部赤人が聖武天皇のお供で明石を旅したときに、マグロ漁が栄えているその地を称えて歌を詠んだことから「マグロの日」とされているそうです。
青森の旬:10月〜12月
・曾以(そい)
一般的には「キツネメバル」や「クロソイ」と呼ばれている魚です。
「真ぞい・小豆ぞい」は青森ならではの呼び名です。
いずれもメバルの仲間で、キツネメバルのことを指します。
青森の旬:2月〜3月
・水蛸(みずだこ)
青森・北海道ではオスを「ミズダコ」、メスを「マダコ」と呼びます。
県内で「イシダコ」と呼ばれているタコが、本来のマダコを指すタコです。
青森の旬:11月〜翌5月
・鯛(たい)
カスゴ→ササ→コダイ→チュウダイ→マダイと大きさによって呼び名が異なります。
青森の旬:5月〜6月、10月〜11月
・鰈(かれい)
マガレイとマコガレイは11月〜12月が子持ち時期で美味しくなります。
マコガレイの刺身は8月〜10月が旬と言われていますが、生産量はとても少ないです。
ムシガレイは「産人(さんびと)ガレイ」と呼ばれ、妊婦をいたわる食材として食べられていました。
青森の旬:マガレイとマコガレイ→11月〜12月
ムシガレイ→10月〜翌3月
今回は「隠れ十品」をご紹介しました。
聞き慣れないお魚の名前もありましたが、マグロはやはり青森のものが全国的に有名です!
まだまだ、オススメしたい青森のお魚がいっぱいありますよ(*´꒳`*)
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