実はホタテは、高タンパク低カロリー。そして豊富な栄養素を含んでいる万能食材です^ ^
今日はそんなホタテの「栄養学」についてご紹介したいと思います。
①タンパク質
貝柱100g中、およそ16.9gのタンパク質を含んでいます。
タンパク質は筋肉や体の組織、爪や髪の毛を構成する栄養素です。
魚のタンパク質は消化しやすいことが特徴なため、お肉では胃もたれする方や体を動かす前のタンパク質チャージにも最適です。
②葉酸・ビタミンB群
葉酸はホタテ貝の可食部丸ごと食べると87μg、ビタミンB12は丸ごと食べると11.4μg。
(可食部とは、卵やヒモなど食べられる部位全てを指します)
貝柱のみよりも可食部全体からの摂取の方がより豊富な栄養素をいただくことができます。
葉酸はタンパク質の合成を助ける栄養素、ビタミンB12は鉄とともに貧血を防ぐ栄養素です。
③鉄
ホタテ貝柱のみだと僅かな含有量になる鉄ですが、ひもや生殖巣(卵と呼ばれる部分)まで丸ごと食べることで100gあたり2.2gもの鉄を摂取することができます。
これは卵(全卵)と同じくらいの含有量です。
ホタテは実は鉄分豊富な食材だったのです☆
女性は鉄分が欠乏しやすいので、意識的に鉄分を摂取することが望ましいとされています。
鉄の吸収率を上げるには、ビタミンCとの同時摂取が効率的。
カルパッチョなどで柑橘と組み合わせているのは、そのような効果もあるようです。
ゆずやすだちを絞っていただくのも良いですね!
④亜鉛・タウリン
魚介類に多く含まれる亜鉛・タウリン。
亜鉛は抗ストレス・タウリンは滋養強壮や疲労回復に一役買ってくれます。
タウリンに関しては、水分と一緒に流れてしまいがちなので加熱する際は汁まで一緒に召し上がると良いようです。
「味噌貝焼き」など、汁も一緒に卵とじになっている食べ方も良いですね♪
味噌貝焼き(みそかやき)のレシピはこちら→☆
全体的に高タンパク低カロリーで豊富な栄養のホタテですが、貝柱以外の「可食部」も栄養豊富な食材でもあります。
↑こちらの生殖巣には亜鉛や鉄が多く含まれます。
ひもと生殖巣もまるごといただくことで、ホタテの豊富な栄養素をいただくことができます。
栄養豊富なホタテをまるごといただく。
そんな楽しみ方ができるのも、新鮮な貝付きホタテならではです。
この機会に、自然の恵をまるごといただける貝付きホタテの美味しさを味わってみませんか( ´∀`)?
ホタテってこんな効能もあったんだ!と知ると、なんだか今まで以上に味わって美味しくいただける気がしますね。
今回は貝柱だけではない、ホタテまるごとの楽しみ方とホタテ栄養学をお届けしました!
ホタテの力を借りて、これから訪れる梅雨や初夏を元気に過ごしましょう♪
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