┠ 海の豆知識

鮭の食べ方「筋子(すじこ)」

    こんにちは、いくらんです◉
    10月も最終回になりました!
    本格的に冬に近づいてきましたね。

    今月は、テーマを「鮭」でお送りしていますが、最終回は「筋子(すじこ)」についてお届けしたいと思います( ´∀`)

    筋子ってなんのこと?

    実は筋子もいくらも、同じ鮭・鱒(マス)の魚卵です。

    筋子は卵巣膜によって繋がったままの状態のものを言います。
    反対にいくらは筋子をほぐして一粒ずつにしたものです。

    筋子はいくらよりも未成熟な状態の卵を使うため、柔らかな食感をしているのが特徴です。
    いくらはプチプチという食感を感じますが、筋子は粒が小さく柔らかいのでプチプチした感触はあまり感じません。

     

    筋子の食べ方

    鮭を開いて中に入っている卵巣を取り出して加工します。

    基本的に卵巣膜に包まれたままの筋子を塩蔵したものが筋子として流通しています。

    いくらは醤油漬けが主流なのに対して、筋子はシンプルに塩漬けにされることが多いです。

    ほぐせばいくらになりますが、「筋子のまま」を好む方も多いです( ´∀`)

     

    青森の「筋子おにぎり」

    青森ではよく、おにぎりの具に「筋子」を見かけます。
    ご飯に乗せて食べるのももちろん人気の食べ方ですが、筋子おにぎりを見かけると「青森のおにぎり」という感じがします(*´꒳`*)

    いくらんも小さい時からよく、おばあちゃんに筋子おにぎりを作ってもらいました。

    筋子はいくらよりもねっとりとしたコクやまろやかさが感じられます。
    ちょっとツウな食べ物かもしれませんね。笑

    筋子のちょっとしょっぱいくらいの塩加減が、おにぎりとよく合うのです!
    近年、コンビニでいくらのおにぎりをよく見かけますが、「おにぎりなら筋子でしょう〜」と思っている青森県民も多いのでは?と勝手に想像しています( ´∀`)

    お酒を飲む方だと、筋子をちびちびと齧りながらお酒を飲む…なんて食べ方も。

    筋子は塩漬けでシンプルな味付けなので、いくらよりは若干の生臭さを感じることもあります。
    が、その風味が「筋子Lover」には良いのかもしれませんね☆

     

    ちなみに、筋子は自分でほぐしていくらを作ることもできます。

    こうしてみてみると、筋子はいくらよりもちょっと大人な食べ方が主流ですね♪

    もう何年も食べていませんが、筋子のおにぎりがとっても懐かしくなりました。
    いくらとはまた少し違う、独特の風味がある筋子。

    みなさんは筋子を食べたことはありますか?
    まだの方は、機会があったらぜひ食べてみてくださいね!

    10月は「鮭」をテーマにお届けしましたが、11月は「鱈(たら)」をテーマにお届けします。
    そちらもお楽しみに☆

    以上、いくらんがお届けしました◉

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