こんにちは、いくらんです◉
今月は、青森県のお祭りを紹介しています。
「五所川原立佞武多」青森県では、8月の最初の週に各地で祭りが行われます。
先週は「青森ねぶた祭り」を紹介しましたが、今週は「五所川原立佞武多」と「弘前ねぷた」をご紹介します。
ねぶたは「津軽地方」のお祭りで、主に青森市・弘前市・五所川原市で行われます。
五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぶた)
五所川原の巨大なねぷたが記録に登場するのは明治40年頃とされているそうです。
ねぶたの作りは青森ねぶたと同じですが、立ちねぶたは高さ20メートル以上・重さ16トンという巨大なものです。
昔は大地主が夏祭りに出すねぷたの規模を競うようになり、高さは30メートルを超えるものもあったといいます。
近隣の町村から見えるほどの規模とだったそうです。
しかし、大正末期から昭和初期になると電線が市街地に張り巡らされ、ねぷたは小型化し、戦時下になると祭り自体も縮小化していきました。
昭和20年頃から立ちねぶたの歴史は衰退しつつありましたが、平成10年・11年頃から巨大立ちねぶたが再び作られるようになり、祭りの名称も「五所川原立佞武多」となりました。
今では1年に1基ずつ、新作が制作されるようになりました。
ちなみに、「五所川原立佞武多」の掛け声は青森の「ラッセラー」に対して「ヤッテマレ」です。
「ヤッテマレ」は津軽弁で、標準語では「やってしまえ」の意味になります。
ちなみに、「俺ら東京さ行ぐだ」で有名な歌手の吉幾三さんですが、青森県五所川原市の出身で、「立佞武多」という歌も歌っています。
吉幾三さんの「ヤッテマーレヤッテマーレ」は、青森の人なら聞いたことはあるのではないでしょうか(*´꒳`*)?
弘前ねぷた
青森ねぶた・五所川原立佞武多と同じ時期に弘前市で行われるお祭りが「弘前ねぷた」です。
ねぶたとねぷた、何が違うの?というと、ただの訛りの違いだそうです。
弘前ねぷたは、扇形の扇ねぷたが主なねぶたです。
掛け声は、青森ねぶたが「ラッセラー」、五所川原立佞武多が「ヤッテマレ」に対して、弘前ねぷたでは「ヤーヤドー」という掛け声です。
語源は諸説ありますが、ねぷた歌の一部にある「いやいやいやよ」が現在の「ヤーヤドー」になったと考えられています。
青森では、毎年8月の初旬に各地でねぶた祭りがあります。
今週は、先週の青森ねぶた祭に続いて、「五所川原立佞武多」と「弘前ねぷた」をご紹介しました。
津軽地方の3つのお祭りだけでも盛り沢山!な感じがしますが、下北地方・三八上北地方にもお祭りがあります。
こうやってみると、青森の夏は祭りにアツイ!んだな〜と改めて思います(*´꒳`*)
毎日暑いですが、お祭りにアツイ夏!を楽しみましょう♪