┠ 青森のお魚

マダイ

【マダイ】

漢字表記 真鯛
スズキ目スズキ亜目タイ科

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●マダイってどんなお魚?

水深200m以浅の岩礁域や周辺の砂泥底に生息する海水魚で、日本各地で比較的多く生息しています。
日本の養殖魚でもトップクラスを誇ります。

マダイの旬は二度あると言われており、12月にも多く漁獲されますが、青森県では春から夏にかけて浅場に寄ることからその頃が旬とされています。

肉食性で、小魚・甲殻類・頭足類・貝類など小動物を幅広く捕食します。
頑丈な歯でエビやカニの硬い殻も噛み砕いて食べてしまうほどです。

生後一年で全長15㎝ほどに成長し、寿命は20年〜40年と言われています。

また、昔から縁起物として扱われ、お祝い事にも欠かせない魚です。
優雅な姿と色形、洗練された味覚のため、魚の王様として珍重されていました。

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●マダイの形態

マダイは体長30㎝から、大きいものであれば1mを越す大きな鯛です。

マダイは平たい体にピンク色を帯びた光沢があり、輝点と呼ばれるコバルトブルーの小斑点が背側に見られます。

淡白ながら甘みがあり、ぷりぷりとした歯応えも特徴です。
特に刺身ではその美味しさをより感じられます。

マダイは地域により異なる呼び方や成長により変わる呼び名で呼ばれています。
春に漁獲されるマダイは「桜鯛」と呼ばれています。

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●漁法

定置網、延縄(はえなわ)、刺網(さしあみ)、小型底引き網など

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●マダイの旬

・9月〜12月の秋から冬にかけて
・3月〜6月の春から初夏頃まで

マダイの旬は二度あると言われています。
春に漁獲されたマダイは「桜鯛」、秋に漁獲されたマダイは「モミジ鯛」と呼ばれています。

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●おすすめの食べ方

春や秋、漁れるシーズンや鯛の大きさによっても異なります。

一般的なものといえば、まずはお刺身ですね。
お刺身やカルパッチョなどでマダイの歯応えを楽しみます。
お刺身は脂の乗った「モミジ鯛」が旨味が際立ちます。

春のマダイは、おろさずにそのままの姿で調理するのがおすすめです。
砂糖と醤油で甘辛く煮付けていただくのも良いですね!

塩焼きはお祝いの席を盛り上げてくれる縁起の良い料理です。
桜鯛は少し小さめの方が美味しいので、丸ごと塩焼きにするのにも適しています。
その日に締めたものよりも、1日経ったものが熟成されて美味しくなります。

マダイは、カマの部分も脂がのっていて旨味があります。

カマの部分まで美味しくいただけます。
残ったアラは、アラ汁にしても良いですね!

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青森の春のお魚「マダイ」をご紹介しました。
春に漁れる「桜鯛」、旬を楽しんでみてください☆

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