こんにちは、いくらんです。
今月は「下北ジオパーク」について紹介しています♪
大和海商のあるむつ市は、青森県の下北地方にあります。
下北地方は、海に囲まれた自然豊かなところです。
青森県の中でジオパークに認定されているのは、下北だけになります。
今月はそんな下北地方の魅力に迫っていきます( ´∀`)
下北ジオパーク
下北ジオパークには18の地域があります。
・恐山エリア
・薬研エリア
・ちぢり浜エリア
・風間浦エリア
・大間崎エリア
・津鼻崎エリア
・佐井エリア
・仏ヶ浦エリア
・焼山崎エリア
・脇野沢・鯛島エリア
・野平エリア
・川内エリア
・大湊・芦崎エリア
・猿ヶ森砂丘エリア
・田名部平野エリア
・北部海岸エリア
・尻屋崎エリア
・中野沢エリア
今週は、ちぢり浜エリアを紹介したいと思います。
奇妙な形の岩でできているちぢり浜
津軽海峡に面するちぢり浜では、奇妙な形の岩や、岩の表面にあいたポットホール、蜂の巣状構造を観察することができます。
このような複雑な形は、長い時間をかけて波が岩を削った結果できたものです。
ポットホールは、岩の割れ目に小石がぶつかり、回転しながら周りの岩を削ることで次第に穴が大きくなっていく仕組みです。
ポットホールは生き物の住処にもなっています。
津軽海峡は暖流と寒流、ふたつの海流の影響を受けるため、それぞれを好む生きものが共生し、多種多様な生きものがくらしています。また、複雑な形の岩やポットホールは干潮時に海水が取り残され、潮だまり(タイドプール)となり、ヤドカリや小魚など生きものたちの生活の場所となっています。干潮の時間をねらってちぢり浜に行ってみると、様々な生きものたちのくらしのようすを見ることができるはずです。
ちぢり浜の岩石をよく見ると、砂鉄が含まれていてしま模様となっていることから、砂が固まってできた砂岩であることがわかります。
また、軽石をはじめ、大畑カルデラができたときの火山噴出物を含む砂岩を観察することもできます。
波食地形
波による侵食を「波食」といいます。
ちぢり浜では、くぼみに入り込んだ岩石が波によって回転してできる「ポットホール」や、海面の高さにできる「波食くぼ(ノッチ)」などがみられます。
岩の表面に見られる「蜂の巣状構造」は、海水中の塩分によって岩がもろくなってできると考えられていますが、まだよくわかっていません。
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今週はちぢり浜エリアをご紹介しました。
自然の力でできた奇岩や、ポットホールで暮らすさまざまな生物などがみられるちぢり浜エリア。
津軽海峡の荒波が生んだ自然の姿を観察できるエリアです。
下北半島は、さまざまな生物の境界線にもなっていますが、この海流がぶつかり合う地域だからこその水産業でもあり、豊かな地形や環境み恵まれているのだということをますます感じますね。
魅力たっぷりの下北半島。
下北ジオパークを知ることで、青森の魅力・下北の魅力にさらに気付かされます(*´꒳`*)
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大和海商は全国の市場に卸をしています。
大和海商のあるむつ市は、津軽海峡・太平洋・陸奥湾の3つの海に囲まれた海産物の宝庫です。
【むつ湾ホタテと大間のマグロ】の他、青森の美味いものを直接食卓へもお届けしています。
ぜひ、ご家庭でも青森の「旬」をお楽しみ下さい♪